面白かった！ロスタイムライフを生きる当人と共に走り続ける審判団とか、突然聞こえてくる実況とか、マメな選手紹介とか、なんじゃそら！と笑わせつつも最後はしっかり締める。自分の命も他人の命も執着しなかった男が、妊婦救出→自分の娘との対面とロスタイム中にこれまでにはなかった価値観を見つけて死に向う。分かりやすい話ではあるけれど、笑ったりしんみりしたりとかなり楽しめました。要するに瑛太の笑顔が良かったんだよ！！らいかが娘だと分かった時から最後の瞬間までの表情はどれも説得力があった。
意外と（？）審判団が重要な役目を担っているよね、時に笑わせたり時にしんみりさせたり。当人のロスタイムには決して介入しないような雰囲気を出しつつ、元恋人の家に行かせようとしたりして。「ダメな男だったかな」と尋ねられた時に首を振るしぐさは、結構グッときたよ。
初回はかなり好感触だったけど、あの審判団と実況は毎回出てくるのかなー？1度だけなら飛び道具的で面白いけど、毎回だと鬱陶しく感じる可能性もなきにしもあらず…と思ったり。
