のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

あしたの、喜多善男 #9&10

9話
喜多さんは特に何もしていないのに、回りがものすごい勢いで動き始めた感じ。これまでキメキメだった割には、何一つとして効果がなかった森脇がやっと日の目を見る時が!平太さんVS森脇=チンピラVS偉そうな男対決、見ているほうも緊張したよ。いきなり殴りあいになったりして!と密かに期待してしまったじゃないですか!平太さんの1発で即終了してしまいそうだが。他にも、平太さんVSしのぶちゃん、平太さんVSみずほなど喜多さんをめぐる思惑がそれぞれくっきりと出てきて面白かったなー。
三波さんは生きていたわけですが、俺は関係ないから!とあっさりみずほを切る作戦に出た。それは本心なのか、それともこれも三波さんの計画のうちなのか?11年前に姿をくらましていたのに、このタイミングでわざわざあえて出てくるのには何か理由があると思うんだけどなぁ。そして鷲巣のボートを細工した男が現れて、みずほの名前が挙がってしまいました。これは誰の指示なんだ?やっぱり三波さん?
喜多さんの「死ぬ事だけがたった一つの自由」という言葉も、今までは分かるというか、そういう風に考えてしまう事もあるよね、と思っていたんだけど、これだけ連呼されると、これ自体が暗示なのかもしれないなぁと思えてきた。ネガティブ善男も、喜多さんを死なせたいのかそうではないのか、真実を知らせたいのかそうではないのか、苦しめたいのか楽にしたいのかってあたりが良く分からなくなってきました。


10話
しつこいほどに何度も言うけれど、小日向さんスゲーーー!!!喜多さんとネガティブ善男が向かい合った時、いつの間にか表情はネガティブ善男のそれになっていてゾッとしたよ。今まで見ないようにと目をつぶっていた事を受け入れてしまう。その時の感情の爆発は見ていてきつかったなー。泣けました。三波さん、喜多さんとネガティブ善男を向き合わせる事によって、また何か企んでいるのかとハラハラしたけれど、今回は真実喜多さんを解放するためだったようですね。あれで許されると思うなよ…という気がしなくもないが、まぁいいか。
リカさんに手錠が…!確かにそれだけの事をしたわけだが、そこは何となく曖昧なままスルーされるのかと思ってたのに。みずほも警察に連れて行かれちゃったし、喜多さん以外もかなり追いつめられた状況だな。最後の最後で最も黒くなってきた森脇だけど、彼の謀反がどうなるのかも気になります。