のんべんだらりといきましょう

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ステルス

面白かった…!いろいろな意味で。人工知能を搭載した無人戦闘機・エディが暴走。それを制止しようと奮闘するエースパイロットの物語。戦闘機の空中戦はスピード感も迫力もあり、映像は見ごたえのあるものだった。どうやってエディを止めるのかも気になるところだったんだけど、中盤以降はさすがハリウッド!な展開に吹いた。エディの暴走による被害は、無関係な集落を放射能汚染に巻き込み、ロシアへ領空侵犯したあげく迎撃に向かったロシアの戦闘機を破壊。他には、エディ追跡の途中で機体を破壊された女性パイロットが不時着した先が北朝鮮で、その女性パイロットを追跡する北朝鮮兵がゴルゴなみの超スナイパーだったり、彼女を救出するために北朝鮮兵をミサイルで一掃したり。ロシアも北朝鮮も、単に不法侵入者を迎撃しようとしただけなんじゃ…!このままじゃ世界大戦になっちゃうよ!というくらい派手にやっておきながら、エンディングは主人公とヒロインの「愛してる」で何事もなかったように美しいエンディング。やっぱりすごいぜ!
敵対していた人工知能のエディが学習機能と命を救ってもらった恩義を活用して、主人公と共闘するあたりは燃えた!ゼロワンやセブン(ケータイ捜査官7)といい、私の燃えるポイントは今や人工知能!?急にいい奴になるエディが可愛いかったよ!あと、主人公の吹き替えがステキなお声の小山力也さんだったんだけど、最初は若いエリートパイロット然とした演技だったのに、終盤、戦闘機を降りて銃を手に活躍するあたりはジャック・バウアーが来たー!!!の勢いだった。それがまた可笑しくてしかたなかったのです。