なかなか面白かったです！木村さん主演のドラマは、まず木村さんと見ている自分の戦いがあって、それに打ち勝てなければ視聴し続ける事ができないのですが、1話を見る限り大丈夫そうでした！！それは何故かと考えると、まず木村さんの言葉遣いが、ホリが真似する「ちょ、待てよ！」的なフランクな感じではなくて、丁寧語を（とりあえず？）使っていたのが良かったようです。そして次に阿部寛が存在感ありありで木村さんを喰っているくらいに感じられたからです。後は、周りの人たちが猛スピードで駆け抜けていて、肝心の木村さん演じる朝倉が特に強い自己主張をせず振り回されているという設定が好みでした。後半、演説する場面で“木村たくやここにありー！”な姿もありましたが、1話の中で1回だから大丈夫でした。それは水戸黄門の印籠と同じようなもので、お約束だと思えば問題ありません。なので、今後も1時間に1回だけ、45分あたりでバーンと“木村たくやここにありー！”を見せてもらって、あとはあまり強いオーラを発せずに阿部ちゃんや深っちゃんにお任せしておいてくれればいいのになぁと思います。
…と激しく失礼な事を言ってしまったが、展開についての感想は、分かりきっていたとはいえサクサク進むので飽きなかった。阿部ちゃん演じる選挙プランナーはかなり癖のある人物だと思っていたので、「なりたくてもなれない人がいる」の辺りのお話はもっと皮肉たっぷりに言うかと思ったけど、割とストレートに分かりやすい伝え方だったのがちょっと意外だった。もっとアクの強いキャラにしてくれてもいいのになー…って個人的な好みだけど。あと、あの木村さんのメガネはジョニー・デップを意識してんのか！？と思った。
