のんべんだらりといきましょう

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警官の血 第二夜

【民雄編】
第一夜と同じ事を言うけれど、吉岡くんスゲェェ!早瀬から過去の事実を知らされた後の表情の豹変にはゾクっとしたよ。あの場面での椎名桔平も凄かった。3代目との最後のやり取りの時よりも、民雄と向かい合ったときのほうが迫力もあったし、醜悪な老人の態をとても見事に見せてもらった。見てて本気で「早瀬ムカツク」って思ったもの。写真館の2代目が特命係長すぎて笑ってしまった。あの写真館は、記念撮影すると自動的に死亡フラグが立つというある意味呪われた写真館だったなぁ。
【和也編】
早瀬を追い詰めるのがメインストーリーなのかと思っていたから、加賀谷のバックについているのは早瀬なんだろ!と勝手に期待してしまった。全然違ったけど。初めは真面目で誠実な警官だった和也が、後に加賀谷と同じ道をたどってしまったのは、清二が言っていた「強盗を相手にする警官は強盗に、ヤクザを相手にする警官はヤクザに顔が似てくる」という事を表していたのかな。伊藤英明さんは、やっぱりどこか好青年なオーラがあるので、あの魑魅魍魎のうごめく世界で生きている雰囲気を出すにはちょっと薄味だったかなぁという気もしました。まぁ佐藤浩一のギラギラっぷりは、そう簡単に真似できるものじゃないんだろうけど。千明様は結構体を張って見せていたので、寺島さんならもっとすごいことが!!!!とか軽く期待したけれど、なんかとてもガードが固くて残念だった…って、何を期待していたんだ。