のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ふたつのスピカ #7

終わってしまった…毎回毎回アスミたちが走って・泣いて、それを見ている私もつられて泣いてと、実にいい青春学園ドラマでした!!面白かったです、本当に。最終回は、まとめに入らないといけないので何かと過剰だったり唐突だったりする場面もあったけれど、でも最後の最後まで楽しませてもらいました。
シュウのビデオレターに泣かされた…。あれは泣くだろ!!シュウからアスミへの励ましは予想できたけど、「死ぬのが怖くてたまらない」と泣きながら本音を吐露するなんて思ってもみなかったから余計に泣かされたよ。アスミが四十九日に参加しないと言い出した場面では、アスミも本当の事を言ってしまえばいいのに!とハラハラジリジリしながら見ていたんだけど、あんな風に弱みを見せるシュウを見てしまったなら、言えないし見せられないよなぁ。あのビデオには「何を犠牲にしても宇宙に行く」という覚悟を持たせるに十分な力があったと思う。ケイちゃんはともかく、ふっちーにはアスミの気持ちを察してあげて欲しかったけど、最後のマラソン対決にするには仕方なかったんだろうなぁ。ちょっとそこが残念。
ケイちゃんの演技にも何度も泣かされた。キャラやポジション的に性格の悪そうな言動が多くなってしまったけど、でも私が一番感情移入して見られたのはケイちゃんだった。感情の揺れが一番大きなキャラだったからかな。ケイちゃんとふっちーの演技には安心感もあってドラマ全体を支えていたと思う。あと、アスミパパと佐野先生の「スピカ」も良かった。いや、とにかく佐野先生がカッコよすぎて、毎回毎回唸らされたよ!
個人的に、最後は「夢を叶えるために必要なものは仲間です」にして欲しかったが、あの流れなら仕方ないか。…と思ったが、ドラマスタッフブログを読んで納得しました。あのスタッフブログは本当に読み応えがあった。あれを読んでドラマを思い出してまた涙、なんて事もありました。
7話で終わりなんて寂しい。もっとあの5人を見ていたかったなぁ。ラスト3話はHDDから消せないよー。