のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

川西幸一 50歳記念 チョットオンチー栄光の50年@武道館

10月6日(火)に行ってきました。
3時間半、セットチェンジの時間などもきちんと考えられていて、空いた時間がほとんどないような、ライブ演奏から演出まで様々なものがみっちり詰まった濃厚なイベントでした。楽しかったー!開始時間は、ほぼ6時30分ぴったりで、終了時刻も10時直前まで。ギリギリまでやっていました。
武道館正面入り口前に西川さんのドラムセットが飾ってあって、思い切りジロジロと見てきました!シンプルなセッティングだけどバスドラがでかくて驚いた。あれは何インチなんだろうか…。腹に響く低音はあのバスドラから出ているのか〜。
以下、曲や演出に関するネタバレがあります。くれぐれもご注意ください。




会場が暗転すると、ステージ前方でスモークが勢いよく発射され、それがひと段落着いてステージ上がはっきり見えてくると川西さんがそこに立っていた!この段階で面白演出が山盛りそうな予感がしてニヤニヤ。川西さんのご挨拶とともにイベントがスタートしました。

メインステージにて。途中でシータカさん登場!俄然テンション上がる!!シータカさんがドラムを叩き始めた「愛のしるし」では、奈落から登場した川西さんが天使の格好をしてパフィーのお2人と並んであの可愛い振り付けで踊っていた!れ、練習したんだよね…スゴイ。この時点で、このイベントに対する並々ならぬ気合を感じました。「オリエンタルダイヤモンド」では、再び奈落からドラとともに登場し、ジャーンと鳴らしては消え、再び出番になると奈落から登場というマメな参加をしていました。その後メインステージから左右に伸びた花道の突き当たりに設置されたサブステージにあるドラムセットに、それぞれ川西さんとシータカさんが着席。あんなに離れているのにツインドラムで演奏するのかーーーー!!とスゲー驚いた。そしてその演奏がまたすごくカッコよかった!!!西川さんの縦に刻むリズムの取り方(体の揺らし方)も好きだが、シータカさんのあの横と縦が混じったような前後に揺れるようなリズムの取り方も大好きだ。かーっちょいいー!!!

  • DAG FORCE & The Lazy Stones

サイドステージにて。バンドのメンバーにKenKenさんがいて驚いた!生KenKenさんが見れてちょっと興奮。ブルース?ラップ?歌声は何か惹きつける魅力があるし、あの音にゆられているのは気持ちよかった。このバンドの時は、指定席に縛られるんじゃなくて、好きな場所で好きなように踊れればいいのになぁと思ったよ。ただ、最後の曲はあまりにもメッセージ性が強すぎて私には厳しかった…多分、この方が一番歌いたかったことなんだろうなぁというのはすごく伝わってきたんだけど。

メインステージにて。完全アウェーな雰囲気になるんじゃ…と思っていたが、ほぼ予想通り。しかし、そんな事気にせずにノリノリで踊る高校生を見たら、こんな年寄りもパワーを貰いましたよ!楽しかったー!ライブで見るのは初めてだったのだが、音が想像以上にヘビーで驚いた。「僕もユニコーンのファンで、それは皆さんと同じだと思いますが、今は違ってこんなところで演奏しちゃってゴメンナサイ」みたいなMCで笑わせてくれたし、他にも「川西さんおめでとう」とか「ありがとう」を何度も言ってくれてスゲー楽しそうに演奏しているのが印象的だった。あと、あのCMの曲が聴けて嬉しかったな。後半はエンジンもかかってきたのか、勢いを増していた感じだった。

  • BLACK BORDERS

サイドステージにて。時間は短かったけど、コールアンドレスポンスで盛り上がっていました。スミマセン、あまりピンとこなかったので、感想は特になしです。

メインステージにて。

  1. ロック幸せ 「おはよう!」と共に奈落から飛び出してくる川西さんに笑った!
  2. キミトデカケタ 
  3. 素浪人ファーストアウト これも川西さんボーカルかー!と驚かされた!後ろを向いてブルースハープを準備し、くるっと振り向いていきなり吹き出すのは民生風をイメージしていたのでしょうか?ここら辺でもしかして今日のユニコーンは「川西だらけのカラオケ大会」なのか!?とちょっと焦る。
  4. ブルース そしてこの曲までも!川西さんが!ボーカルだった!す、すごい…「チョットオンチー」どころじゃ…ないです…。レアなものを聴かせてもらいました。
  5. パープルピープル 「ブルース」が終わった後、民生が「もう歌いませんから、ご迷惑をおかけしました」と保護者のように挨拶していたのが可笑しかった。この曲は『シャンブル』の中で唯一ツアー中に聴けなかった曲なので嬉しい。ラストのEBIさんパートで、突然の超高音が炸裂して驚かされた!!コウモリが方向感覚を失うレベルかと(←言い過ぎ)
  6. ケダモノの嵐 イントロのドラムでギャーーーと声にならない奇声を発し跳びあがってしまった!まさか聴けるとは思わなかったので、もうテンション一気に上がってちょっと訳の分からない状態に(私が)。本当に予想していなかったので、もー感無量です。夏に「服部」が聴けて、今回「ケダモノ」が聴けてと私の願いがかないました。演奏にも民生の声にも重さや太さが増して、当時とは違った渋さとカッコよさが爆発だった。ラストの民生の雄叫びでビリビリきた!鼻血モノでした…。ちなみに、民生はアコギではなく、レスポールスペシャルを弾いていたんだけど、Aメロのアコギの部分をレスポールでどう弾いていたのか不覚にも全く記憶にない(興奮しすぎて)。アコギと同じように弾いていたのかなぁ。
  7. HELLO
  8. ヒゲとボイン
  9. WAO! 突然ドラムセットを乗せたステージがせり上がり始めて、かなりの高さまで登っていた。これ、上で叩いていた川西さん怖くなかったんだろうか。何とも大掛かりな演出にニヤニヤしながら楽しみました。中盤のブレイク部分で、ドラムと他の音を合わせるために、川西さんは上から身を乗り出してみんなのタイミングを確認していた。
  10. 半世紀少年 さすがに川西さんもお疲れだったのか、初めてライブで披露したからか、ちょっとラップ部分が苦しそうだったが、EBIさんが上手くフォローしたりしながらまわしていた。テッシーのショルキーが妙に目立っていた!後半の紙ふぶきは圧巻。オレンジの煙でステージが見えないくらい!!スタンド席まで飛んでくるほどの威力だったよ。あの光景を見てたら、本当に幸せな気持ちになったなぁ。 
  11. PTA アンコール曲。

民生が川西さんの出番が盛りだくさんなのを心配してか、「明日から出し物かえますか?」と言ったのに対し、川西さんは「え?何が?」と話が全く通じていない返事をしたのに笑ってしまった。さすが川西さん。あと、阿部Bがライトセーバーを振り回してEBIさんを攻撃したのだが、それが本当に痛かったらしく「痛ーーーっ!」と生声が武道館に高らかに響き渡って笑ったよ。声響いてたなぁ。「PTA」の時に、舞台袖でDAG FORCE & The Lazy Stonesの皆さんがノリノリで踊っていたの見て何だか嬉しくなってしまった。
最後の最後に川西さんが一人でステージに登場し、「あと3日ありますが、楽しみましょう!」と挨拶すると会場から鳴り止まない拍手が降ってきて、とても温かい雰囲気でイベントが終了しました。
パフィーと髭が45分くらい、DAG FORCEが30分くらいでBLACK BORDERSは20分、ユニコーンが1時間ちょっと、というような時間配分でした。ゲストもかなり時間があるので、ゲスト目当ての人もかなり楽しめるんじゃないでしょうか。