のんべんだらりといきましょう

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新・三銃士  #14新たなる陰謀

三銃士とダルタニアンの会話がすごく良かったー。ダルタニアンは本当にいい仲間に恵まれているねぇ。
冒頭で、ロシュフォールがミレディの事を「好きだ…」とボソッと言い出したのには「えぇ〜!」と声を出して驚いてしまった!失敗続きなのを盛り返すため手を組もうと申し出たのかと思ったら、下心も含まれていたのか!第1話の人殺しも厭わない冷徹な男だったイメージがどんどん変わっていく…。行き着く先は一体どこなんだロシュフォール
そしてアンヌ王妃。バッキンガム公に関しては情熱的ではあるけれど、本質的には聡明な女性なのかなと思っていたのに、もしかしたらかなりアホなんじゃんないかという気がしてきました。ダルタニアンに、コンスタンスの件でミレディーが王妃を騙していることを教えられたのに、すっかり忘れたのか今回も良いようにミレディーにはめられてるし。いやいや、わざとミレディーに騙されたフリをして化けの皮を剥がそうとしているのかも!と一縷の望みをかけて見ていたが、夢に終わってしまいました。それにしても、陛下に貰った首飾り(陛下はうっかり忘れてたけど)を他の男にあげるってすごい度胸だな。
で、陛下は今回も愛らしく、熊のぬいぐるみ相手にチェスをなさっておりました。かーわーいーいー!可愛いけど、一人遊びしかできない孤独な境遇を思うとちょっと切ないよ。ミレディも枢機卿も好きなので、どれだけ悪巧みをしようとアンヌ王妃ともめようと見ていて楽しいのだけど、陛下を巻き込きこむのはヤメテーと思ってしまう。首飾りの行方が明らかになったらさすがの陛下も傷つくじゃないかー!と必死で心配してしまう私。

「殴られる方も辛いけどさぁ、殴る方だって結構辛いんだよ」
「怒るのは自分の腹がたった時、叱るのは相手に改めて欲しいと思った時。怒られた時は反省し、叱られた時は感謝する」
「逃げ場は前にしかないと思え。踏み込め。恐れるな」

アトス、アラミス、ポルトスの3人が本当に「大きくて強い大人」なので、ダルタニアンはきっと大丈夫!という気持ちになる。ダルタニアンもまだまだ未熟者であるんだけど、それでも素直に吸収している様子を見るとホント憎めないよ。
ダルタニアンとアトスが食事をしていた店に、あの無口ながらリアクションの良い店員さんが再登場!変わらず良い動きでニヤリとしてしまった。