のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

外事警察 #2

どんなに心の内を隠そうとしても、住本には見透かされてしまうのか…という恐怖を感じた。愛子さんなら協力者にふさわしいと松沢が気づく事、そしてそれを躊躇う事、五十嵐さんに相談する事、やると決意する事、全て住本の書いたシナリオ通りに進んでいると思うとゾッとする。夫の介護をする愛子さんがカミソリを首元で一瞬止めた瞬間も、住本は見逃さないし彼女が何を考えているか分かってしまうんだろうね。そんな住本が唯一騙せていないのが奥さんだった訳ですが、うわー!奥さん分かってるんだ…とこちらも恐ろしい気持ちになった。家族だからこそ住本が騙しきれていないのか、それともどこかで嘘に気がついて欲しい気持ちが働いてガードが緩んでいるのか分からないけれど、この不安定な家族も見ていてハラハラします。
ハラハラしたといえば、住本の協力者であった外国人が「最後の仕事」で死んでしまうんじゃないかと心配だったよ。「これが最後の仕事」とか妊娠中の奥さんとか死亡フラグっぽいものもちりばめてあったし、音楽は緊張感を盛り上げるしで、とにかく無事に任務を終えてくれー!と祈ってしまった。
「臭いものにふたをして笑顔で慰めあうのが、お前の信頼関係か?」って、何て厳しいお言葉…。