のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

行列48時間 #5

面白かったー!!!このドラマ最高でした。オチも文句なし。まさか妻を亡くした人の引ったくり事件と、誘拐犯の一人までも繋がるとは思わなかったよ。混乱の一途をたどっていた捜査本部がやっと真実にたどり着き、あれよあれよと伏線が回収された件は爽快だった!まさに「点と線が繋がった」(←違う)管理官が「関係ねーんだよ宝福はぁぁ!!」と叫ぶところは吹き出してしまった。その言葉を待っていた。どのキャラクターもしっかり立っていて、最後までブレるような事がなかったのも魅力。そしてそんな登場人物を演じている役者さんもみんなバッチリはまっていて見事だったな。無駄なキャラクターが1人もいなかったという。
宝福は、最終回の前半では調子に乗りすぎて軽くイラッとした時もあったが、銃を突きつけられながらも「福袋を買って家に帰るって約束したんです。死にたくありません。」と必死に話す姿に胸が熱くなったよ。やっぱり宝福カワイイ!(さやか風)
駒子は最後までサイコーだった!大好きだ!!あのエキセントリックさがたまらなかったなー。突撃したSITに支えられて部屋から出る場面で、人質であったと共にひき逃げ犯でもあるのに、しっかり毛皮のコート&サングラスで決めてメチャクチャカッコよかった。あと、最後に染谷を庇いつつも、「アタシはタカシを追っかけるから」と宣言しているところがまた良かったよ。
一番驚かされたのは笹島が刑事だっただけでなく、誘拐犯の一味でもあったこと。あれはビックリした!予告で管理官と笹島が一緒にいる場面を見てたから、「なんだ笹島は刑事か〜ネタバレしすぎだよ〜」とそれ以上のものがあるとは思ってもみなかった。予告に完全に釣られてましたよ。正体が分かってからも、誘拐犯として今度はハラハラさせるという演出も上手かった。
娘を誘拐された生方さんは、さすがに可哀想な境遇すぎてガード下で泣き叫ぶ辺りは悲しかったけど、このドラマの雰囲気を重々しい方だけに引っ張らず、宝福のおでこをぺチンと叩いたり大げさな顔芸でコミカルさを出したりととても素敵なバランスでした。
行列に終わりが来て、バラバラになった時はしんみりしたなー。自分まで一緒になって行列に参加している気分になっていたんだと思う。見終わった後、本当にいい気分になれるドラマでした。