のんべんだらりといきましょう

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Xmasの奇蹟

終わった!最後まで脱落せずに完走した視聴者の皆様お疲れ様でした!!2ヶ月間苦楽(楽?)を共にした人たちと「頑張ったよね!」とお互いに労いの言葉を掛け合いたい。
思ったよりもあっさりと、とても無難に終わってしまったちょっと拍子抜け。ここまで来たらものすごいハッタリかまして、唖然とするようなエンディングを期待していたのに。
コウジ成仏、健は記憶を取り戻しヒトミと元の通り、直は立ち直って前向きに生きています!というオチでした。健のこの1年の記憶がまったくないとなると、コウジと直に振り回されただけの不幸な青年だったという感じがしますが、ヒトミを捨てて直に走る展開は鬼すぎて無理だったということでしょうか。
何かずっと勘違いをしていたようだけど、健(コウジ)が「自分はコウジだ」と認めると心臓がキュッとなって健本体ごと死んでしてしまうんだと思ってました。でも、実際は告白すると健の中のコウジが消えてしまうだけだったのでしょうか。コンサートのステージで告白しても、健の体は無事だっただけでなく、さらにコウジの魂まで健在だったんだから、もう成仏する方法すらないじゃないですか!これまでずっと好き放題してきたんだから、もう直と健(コウジ)エンドでいいじゃないかー…と思ったところで、青の月の奇蹟でコウジが成仏してしまった!これ、コンサートで倒れた後、健が回復(やっぱり中にコウジがいた)という展開はいらなかったんじゃないかと。コンサート会場で倒れて意識不明の時に、直にコウジの魂が会いに来て別れを告げ、本当の健が奇蹟的に意識を取り戻すで十分だった気が。変に復活したおかげで、消える消える詐欺の印象が強くなってしまったよ。まぁ、その強引な展開こそが昼ドラの醍醐味なのかもしれないけど!
窪田くんは、コウジが中にいる時の健と、20歳の大学生の健を完全に演じ分けていて見事だなぁと思ったよ。最後、ピースサインを出す健は今までの健とまったくの別人だった。あれでコウジは本当に消えたんだなぁという気分になったもの。欲を言えば、優柔不断で優しい健ちゃんバージョンをもっと見たかったけど、まぁ仕方ないか。
窪田くん目当てで見始めたけど、イライラしつつも楽しめた箇所もあったので良しとします。特にヒロト関係は十分に楽しんだ。白化したヒロトは後半全くピアノを弾かなくなってしまったけど、偽ゼノ騒動の時に弾きまくっていた曲は結構好きです。あと、何故か演歌歌手のような偽ゼノ宣材ポスターも面白かった…。