のんべんだらりといきましょう

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ジロチョー 清水の次郎長維新伝

アクションが豪勢で吹いた。特に冒頭15分間は人物紹介をしつつ殺陣を見せるのだが、ワイヤーアクションあり、ハイスピードカメラでのスローモーションあり、カメラの位置はグルグルまわり、CGでど派手な演出と、面白すぎた!が、アクションは確かに凄いのだけれど、それ以外の時間帯は特にインパクトもなく、刺激に飢えた私は早く大立ち回り始まんないかなーとそればかり気になった。
有名な話だけれどあらすじを知らなかったので、森の石松が殺される事によって物語が始まる事に驚いた。獅童さんが石松をやるくらいだから、次郎長の次にメインを張るんだとすら思ってたよ!
冒頭のアクションの次に来た見所は、小政(萩原聖人)が1人で敵討ちに乗り込む場面。ひょー!カッコイイー!と再び盛り上がったのに、銃で撃たれて死んでしまいました!えー!この人も殺されちゃうんだ…!!(2度目の驚き) 居合い抜きで弾丸を真っ二つに切る場面(もちろんスローモーション)もあるに違いないと思ってたのに。
そして最後の見所は、やはり次郎長親分らによる、石松と小政の敵討ち。最後に相手を刺す場面で初めて敵役がチョロの人だと気がつきました。さー、いよいよラスボスの佐野史郎を討ちに行くのね。どんなど派手なアクションが!と期待したところで終幕。え…?(3度目の驚き) これからがいいところじゃないのか!?と思ったが、次郎長一家が敵の軍団に突撃したところ終わり。続きはパチンコでね☆のエンドにぽかーんされられました。
アクション場面はとても見事!スゴイ!でもそれ以外は…という極端なドラマでした。