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コミック怪 Vol.10 2010年 春号

魍魎の匣」 最終回。畳み掛けるようなスピードと迫力で最後の最後まで面白かった!原作を読んだ時に脳内で生み出した恐怖よりもはるかに狂気に満ちていて、プロの作り出す世界は本当にすごいと感動した。次号から始まる連載は同じく京極先生原作の「狂骨の夢」。きっとこれも面白くなるはず。原作を読んでおこうと思いました。
「とでんか」 安定した面白さ。スピンオフ読みきりにも満足。副知事は若い頃も今も魅力的。
「百器徒然袋」 「魍魎」最終回のピリピリした緊張感とは違った、どことなくとぼけた雰囲気もあって良いですね。
「平安Haza」 最終回。話が動き出したと思ったのに、最終回となり勿体無かった。
「イヌジニン」 最終回。終わってしまってものすっっごい残念!!もっと読みたかったよ…。「手」「目」「耳」「頭」「声」が全員集合だったけれど、もときと樹がやっぱり好きだ。あと守谷が辞書的役割の変態巨漢(失礼)なだけじゃなかったの事に驚いた。カッコよく見えてしまったじゃないか!染野もなんかカッコいいッスよ!2巻を是非発売して欲しい。
最終回が多かったけど、11号では「狂骨の夢」と、原作・宮部みゆき/作画・皇なつきの「あやし」が連載開始となります。