のんべんだらりといきましょう

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ハガネの女 #5

あんまりなラストに動揺してしまった。カズの母親が事故にあってしまったのも衝撃だったし(あの逃げてる場面でハガネが跳び蹴りを喰らわすのかと思ってた!)、その後も怪我をした母親は助かって母子一緒に豆腐屋で再出発をするんだ…なーんて考えていたんだから。いつもはカタルシスとなるハガネのブチ切れも、今回はあまりにも重すぎてスッキリするどころじゃなかったよ。父親の自己弁護に対してカズが狂ったように突進していったのは見てて辛かった。あの場面が一番キツかったな。
カズの父親が、本当に子供じみていて恐ろしい。自分の思い通りにならないとキレる、甘えるとメンタルは完全にお子様なのに、図体と頭は大人なものだから姑息な手段を使ってきたりして手に負えないわ。それに比べると、ママの辛い顔を見たくない、笑顔を見たいとママを守ろうとしたカズのほうがよっぽど大人だった、男だったねぇ。母親を亡くして、父親には憎しみしかないであろうカズはこれからどうなるの…?父親がカズの憎しみにおののいて、自ら手放してくれるのかな。何れにせよ、カズがこれから背負っていくものが大きすぎて可哀想すぎる。
カズの問題で胸がいっぱいになってしまって、正直、男依存症のあいりママと塩田先生の話はどーでもいーやくらいになってしまいましたが、それでも何でホテルの部屋までノコノコついていってしまったのかが分からない。ハガネに感化されて、あいりママを、あいりちゃんを救ってあげたいという気持ちになったとか?その理由が知りたいよ。ハガネと塩田先生がその件で多少揺れるのはドラマ上しかたないにしても、それをあいりちゃん本人が知ってしまった時の事を考えると辛い。副担任とママが噂(最悪、週刊誌などの全国レベルで)になるなんて耐えられないよね…。