のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

JOKER 許されざる捜査官 #1

頭のおかしい犯人が興奮して改造エアガンを発砲し、子供は悲痛な絶叫を上げるって結構思い切った映像だったんじゃないでしょうか。とにかく、憎むべき犯人役の細田さんがめちゃくちゃいい演技してて、これなら暴力(法以外の力)によって裁かれても仕方ないんじゃないかな…と思わせる迫力があった。細田さんの熱演で初回はかなり強烈な犯人像になっていたので、次回以降もこれくらい憎まれ恐れられるキャラじゃないと盛り上がらないんじゃないかと心配になるくらい。細田さんと共にこの流れに大きく貢献していたのはやはり父親役の小市さんでした。小市さん演じる身も心も憔悴しきった父親に涙ながらに訴えられれば心も動くってもんですよ。やり場のない憎しみと悲しみに完全に引っ張られました。
犯人がご丁寧に残してくれた「WORLD END」という単語があまりにも中二病すぎて吹いてしまったんだけど、まぁそういう犯人だったということで。成敗された犯人はあの場で殺されたと思ったのに、船に乗せられてたのも驚いた。無傷で島流しの刑なのでしょうか。強制労働でもさせられるのか、それとも臓器でも売り飛ばされるのか?船の着いた先でどんな罰が待っているのかも気になります。単なる隔離なんでしょうか。あんな船で移動させるって事は、それなりに協力者がいるってことだと思うんだけど、そこらへんのシステムが気になるなー。バーのマスター(大杉さん)が堅気じゃなくて、伊達に協力をしてくれているのだろうか。
上司が加賀さんなので、この人普通の上司なんだろうか…とそこも興味津々です。宮城さんの兄が死んだ件にも関わっていてラスボスだったらどうしよう!(←喜んでいる)くらいの勢いです。
法で裁けない悪に伊達が自ら手を下す…となると、法で裁けない理由がパターン化されてしまうような気がするんだけど、そうなると飽きてしまわないだろうかとちょっと気になります。まぁ、『必殺仕事人』の現代版と考えれば、多少のマンネリも最初から折り込み済みなのかな。