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ジョーカー 許されざる捜査官 #6

8月17日放送第6話の感想です。
法で裁けない犯罪者を俺たちの手で裁くぜ!必殺・神隠し!!がどんどん安っぽくなっていく感が…。今回のポイントは、「神隠しは復讐じゃない、根拠なく行えばそれはただの犯罪だ」という伊達さんの神隠しに対する意思表明と、復讐かそれとも最後の手段としての罰かと葛藤する久遠だったと思うんですが、そこへ至るまでの過程が緩いような。警察の捜査がまずもって頼りなさすぎるし、久遠が鑑識官として独自に調査するなりしていればまだしも、虐待というトリガーがあったにしてもあの暴走っぷりでは単なるアロハシャツの兄ちゃんでしかなくむしろ暴力ウェルカムな時点でお前も犯罪者だろ!とツッコミを入れたくて仕方がない状況でした。しかも虐待父に顔を見られた上で、銃を突きつけ暴行拉致監禁って問題にならないのだろうか…。あまりにも堂々としているので、久遠の暴走が元で神隠しシステムにピンチが!というような展開にでも続くのかと思ったけど、完全に無かったことになっているようなのが気になって仕方がなかった。
今回は井筒課長を怪しいと思わせる演出が山盛りでしたが、ラストではいやいやマスターも怪しいんですよ!と思わせる前フリもあったので、まだまだ混戦しそうですね。どちらがラスボスにしろ、神隠しシステムで上手い事利用されていたと気がついた伊達さんが反撃に出る展開も期待しております。
そして次回の犯人は忍成くんですよ!しかも神隠しの模倣犯!!ナイスキャスティング!多分すっごい詭弁を上から目線でかましてくれそうな予感がビシビシするので、楽しみで仕方ありません。楽しみだなー楽しみだなー。