のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

クローンベイビー #1

誰が誰だか、何が何だか分からなかったが、このハッタリ感は嫌いじゃないです。もちろんツッコミどころも満載で。『ブラッディ・マンデイ』になんちゃって堤演出を加えた印象でした。えーと、7月7日生まれ19歳のクローンが11人いて(性別とか顔とか体型とか関係ないの?フェイスメーカーが11人のクローンを、顔も骨格も声も自由自在に変えてるのか!)、互いが近づくと相手を排除しようとする本能が働いて、最後に生き残った一人が本物となるっていうサスペンスなのでしょうか。主人公マサムネが同級生に執拗にいじめられていたのも、互いがクローンでいじめっ子が本能的にマサムネを嫌っていたからってこと?
よく分からなかったんだけど、男に拉致されたマリカと、病院で搬送されていたミサンガを手首につけていた遺体扱いだった人は別人なでしょうか。あれはマリカだったのか?ストレッチャーで運ばれてた人は顔面包帯グルグル巻きだったが、マサムネの夢の中にはマリカと同時に包帯巻いてた人も登場していたから、マリカ=包帯の人ってことなのかしら。マサムネの父親役は松重さんだったけど、これも何か裏がありそうな雰囲気。11人のクローンがいるって事は、もちろんオリジナルがいる訳で、それが松重さんの息子(すでに死去)とかだったりするのかな。
あと、マサムネの妹の面白設定が良かった!一見真面目そうに見せて、マッシュルーム先生に嫌らしく悪態をつき、答案を盗み出したりしてた女子高生ってマサムネの妹だよね。あれ?違った?主人公の妹なのに、何そのダークな設定。この手のドラマの場合、主人公を窮地に陥らせるべく、拉致られたり危険な目にあうのが妹キャラだと思ってたよ!(『ブラッディ・マンデイ』の見すぎ)
このドラマのお楽しみポイントは、セグウェイを楽しそうに操るマッドサイエンティスト志賀廣太郎と、ダークな妹かな。