のんべんだらりといきましょう

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LADY〜最後の犯罪プロファイル〜

「事件の発端は勘違いから来たものだった」という話だと、哀れさや切なさを感じさせるものと、おいおい勘違いって!と薄ら笑いでツッコミを入れたくなるものがあるんですが、今回は間違いなく後者だった。多分、「僕はぁ生まれながらのぉモンスタァ(monsuta)」を何度も聞かされすぎたせいで、巽が常人には理解できない闇を抱えた天才キャラを突破してしまい「憧れのmonsutaになりたくてしょうがない頭の弱い子」に見えてしまったのが原因か…。
7人を殺し死刑判決を受けた猟奇殺人犯の経歴、過去に精神科に通院していたとか、幼い頃の記憶がないとか、生家で起こった事件とか、CPSのプロファイリングと調査で今初めて明らかになりました!風だったのはどうなんだろう。巽はこれだけ大きな事件を起こしたわけだから、捜査や裁判でとっくに明らかにされている事ばかりだと思うんですけど…CPSメンバーが資料を一切読んでいないのか、それとも裁判が適当だったとか!(そんな!)
誘拐事件を起こし、巽に挑んできた青年が実の弟(互いにそれは知らず)だった、というのももう少しじっくり見たかったな。それとなくヒントを出しておいて「もしかして兄弟?」と匂わせておけば、巽と誘拐犯が直接会話する場面も、また新たな緊張感が生まれたような気も。
巽をカウンセリングしていて、今は香月の妹も見ているという今泉先生は何者?巽の記憶を掘り起こしただけだけで、元々その記憶そのものは巽の思い違いなんだろうけど、その記憶を利用して誘導し猟奇殺人犯を生み出す実験をしていた、とかそういう展開もあり?妹の薬が変わったというのも今後何か事件に関する伏線とか?