のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

おひさま

  • 今週1週間で、受験と卒業、シゲ兄さんとの別れ、女子たちの独立戦争とものすごく盛りだくさんだった!後半の独立戦争が盛り上がりすぎて、あれだけ感動的だったシゲ兄さんとの別れも記憶の彼方へと…。
  • 受験に関しては、落ちたことを黙っていた育子が、「もういいよね」と笑顔から泣き顔に変わってしまう場面が印象的だった。真知子の事を思って初恋を諦めようとした陽子を知っているから育子はこういう行動をとったんだし、こういう時にそれができてしまうのが育子なんだろうね。
  • シゲ兄さんの旅立ちがあまりにも丁寧で、また静かな中にも熱いものが伝わってくる場面だったので、もしかしたらこれが今生の別れなんじゃないかと心配になってしまったほど。しかし、その時のネタバレナレーションがまた不安を煽る「笑顔を忘れる」だったので、今後の展開を考えると気が重い。戦争で疲れ切って病んでしまうとか、そういう辛い話になっていくのかなー。
  • 育子が「見送りにこないで」と言うし、陽子と真知子は二人でじっと時計を見ているしで、そのままスマートに東京に行ってしまうのかと思ったら、まだまだクライマックスが待っていました。震える手で切符を握り締め、一旦止まってしまった足を再び動かし、駅に向かって走り出す場面は泣けた。同時進行で真知子さんの戦いも描かれていたものだからその両方にハラハラし、女の子たちの必死の決意と勇気に胸が熱くなったよ。音楽まで盛り上げてくれるものだから大変だ!無理やり連れ出される真知子と、それを泣きながら追う陽子にもらい泣きだった。
  • いつも温厚な陽子父が娘のために帝王に毅然と立ち向かう姿はかっこよかったし、須藤家の二人を守ろうと奮闘するタケオも美味しいポジションでした。そして、敵役に見えた帝王も、きちんと靴をそろえ挨拶をして家に上がるという礼儀正しさを見せて面白かった。人間味があるなー。
  • 育子の虚言癖は単なる見栄っ張り?心配かけまいとして言ってるのもあるんだろうけど、そうなると東京で相当辛い暮らしをしていたんじゃないかと逆に心配になってしまったり。まぁ、老後はガラパゴス島で元気にやっているという事だから、大丈夫なんだろうけど。…ただ、ガラパゴス自体もウソなんじゃないか〜という気がしなくも無い。
  • 師範学校編はあっさりと終了。来週からは教師編ですね!少女時代がずっと続けばいいのに〜と思っていたのに、今度は女学校編がまだまだ見たかった!と思える展開になるとは。上手いなぁ。この調子なら、来週からの新展開も楽しませてもらえそうですね。