のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

おひさま

  • タケオ召集、シゲ兄との別れと戦争編がどんどん重くなっていく中、唯一の癒しがフェアリー夏子先生。年齢不詳すぎるが、可愛いから気にしない!
  • タケオの出征は、タケオ自身の朴訥さもあるけれど母ちゃんが心から心配している姿が切ない。夏子先生への手紙の字が下手だったのがまた泣ける。これ、タケオ健在を知っているからこの程度で済んだけど、ネタバレなかったら号泣必至だった。
  • シゲ兄の場合、「笑顔がなくなる」の意味がまだはっきり分からないので不安が増します。未来の須藤家の中に自分の姿を見出せないシゲ兄と、その意味を察しながら表立って止めたり心配したりできない春樹兄さんのもどかしさが辛い。実家に帰ってからも、父の逆ドッキリ→ダジャレ三昧とまるで女学生編の時のようなほのぼとしたくだらなさに和んだ後の、うなされるシゲ兄さんですでに涙目。陽子の「大丈夫、大丈夫」と落ち着かせようとする声や、シゲ兄さんの別れの言葉、部屋の外で声を殺して泣く父親で陥落してしまいました。悲しすぎるだろ…。随分はっきりした寝言だな〜と最初は思ってたけど、これって面と向かっては照れて言いづらかったシゲ兄さんが、寝たフリをしながら語った言葉なんだと思っていいんだよね。「俺は星になる、お前は太陽になれ」が美しすぎて忘れられそうにない。
  • 房子ちゃんもさすがにはしゃげる空気じゃないから、神妙な表情でしたね。そういえば、おじいちゃんタケオって相変わらず陽子のそばにいるみたいだけど、実は陽子の再婚相手とかそういう展開でもあるのだろうか?
  • 再登場の真知子さん。春樹兄さんへの恋心が切ない。春樹を思って名古屋駅を降りるくだりが特に…。2回しか会ったことのない将来の夫のために実家を離れ相手の親の面倒を見ながら待つって、当時は当たり前だったのかもしれないけどそれはそれで波乱万丈な人生だなぁ。久しぶりの帝王は、やっぱり面白いキャラだった。人の家で遠慮なくご飯を食べるって、以前の陽子と同じ事やってて笑った。