のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ハガネの女 シーズン2 #5&6

5話
冒頭で塩田先生が登場し、まさかこの夢オチのためだけじゃないよね…と不安になったが、本編にもちょっとだけ出演。しかし、ハガネとは会えずそのままオランダへ旅立ってしまいました。マンションの前で水嶋先生かカウンセラーと鉢合わせとかベタな展開にならずにホッとした。それにしても、ハガネの突然の海外旅行に毎度驚かされるな!タオのいる国は、週末の2日(もしくは金曜の勤務後から)出発して日曜の夜には帰ってこれるような距離なんでしょうか…。どうしても気になってしまう。実は休みもしっかり取って行ってるのだろうか。
鷹村塾長との主張は極論だけれども、完全否定できない部分もあり(問題に集中できないくらいで体罰とか酷すぎるのも多いが)、ハガネの言ってる事も正しいけれどそれだけじゃ難しいよね…とはっきりとは答えの出せない問題だった。高熱に苦しむ子供を放置とか、子供に見舞金を渡して終わりにするとか、悪人として描かれている部分も多かったから、最後はハガネの主張が強く押し出されたけど、いつものハガネのように悪い大人は叩きのめす!とまではいかなかった。でも、その結論がかえって自然に受け入れられました。
あの虚言癖のある娘さんが怖いよ!いや、演出が怖かったというか。子供の声がうっすら聞こえBGMなんて、いつからこのドラマはホラーものになってしまったんだ!


6話
虚言癖の美月ちゃんが想像以上にタフで笑った。手ごわいなー。いつものハガネマジックじゃ簡単に改心しないのね。でも、どうすればいいんだろうね。美月ちゃんの嘘による愛情や注目の確認行為を受け入れて彼女の気が済むまで何度も何度も騙されてあげればいいのか、そもそも気が済む事なんてあるのか。拒否したらしたで不信感を募らせて結局彼女に嘘をつく口実を与えてしまいそうだし。にしても、あそこまでしっかり自傷装置を作りこめる手際は見事。自分で殴るような単純じゃない手口を使いつつも、説明がしどろもどろでバレてしまうのが小学生4年生なのか。彼女の両親も相当なものでした。クラス内で浮いているくらいなら「うちの子に限って!」と怒るのもまだ分かるけど、嘘の怪我、ハガネの負傷と2回も警察沙汰を起こしていたらさすがに気がつくんじゃ。早く娘を病院に連れて行くんだ!!
ハガネがボーリング場で大立ち回りした場面は、『ごくせん』が始まったかと思ったよ。
あと、美月ちゃんの話がヘビーだったので、さくらと夏希の仲直りはとても和んだし、いい場面でした。さくら役の子役さんも上手だよね。
家庭訪問に必ずついていくけど、いつも態度のでかい水嶋先生に笑ってしまう。ホントに態度でデカいよね。でも、そんな水嶋先生も少しずつ教師としての自覚とかやりがいを見出しているようで、その変化が楽しいです。