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ぼくらのよあけ 1 今井哲也

ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)

少年少女の夏、秘密、宇宙、謎の物体との出会い、不思議な体験、友情と成長とワクワクする要素てんこ盛り。科学技術が発達してオートボットが生活に馴染んでいるような近未来でも、団地、缶蹴り遊び、ランドセルにアイス、今と同じ、いやちょっと懐かしさすらある舞台設定がまず好みです。
男子はバカで、女子はちょっと生意気、小学生らしい言動や悩みがすごく懐かしく、同時に温かい気持ちなる。男3人で奮闘するのかと思ったら、女の子が絡んできた事でさらに話が広がり、いろんな要素を含んで面白くなってきた。少年達だけでなく、親世代にも関わりがある事がまたセンチメンタルを誘いそう。
花香とわこの関係がシビアで、「女子」だよなーって。わこの微妙な立ち居地も然り。無邪気な少年らよりも大人びた少女達の関係が気になります。
夏の冒険のラストには「別れ」があると予告されているので、それがどんな形になるのか楽しみ。早く2巻を買いに行かねば!