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37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜

ちょっと…あまりにも紺野先生が酷すぎてハラハラする。紺野先生に共感させないように、あえてこんな描写を連続して出しているのだろうかと疑うほど。次回予告で、紺野先生の涙と「めったに起きないから奇跡なんだよ」を見せてるから、次回でガツーンと痛い目みる展開が待っているのかな。そうじゃないとこっちが辛いわ。早く紺野先生も「医者としての研修」を始めて欲しい。
冒頭で、担当医を無視して勝手に薬を処方すると言い出した段階でもうドキドキした。怖いよ!挨拶運動は別にいいと思うし、そこで患者から治療に関する事を言われたならば、まず担当医の先生に連絡するのが筋だと思うんですが…。みんなが勝手に治療始めたらそれこそ大変だよね。紺野先生だって元サラリーマンならそこらへん分かってると思うんだけどなぁ。患者とのコミュニケーションは大事だけど、先生同士のそれは必要ないって事でしょうか。
糖尿病患者に大量のおやつをあげた(あれ80キロカロリー以上あるよね?)のもビックリしたし、痛みに苦しむ患者の「担当医には言わないで」の言葉を守って黙ってたりのもどうかと。これまで散々騒ぎを起こしておいて、何でそこは黙るのさー!患者の事を考えてるなら沢村先生に報告する以外の選択肢があるはずないのに。この人研修医として病院に来るまで一体何を勉強してきたのだろうか。忙しさやプライドで患者の症状を見逃した新見先生や沢村先生も問題あるけど、それを鬼の首でもとったように「技術や知識だけで患者を救うことはできない」なんて紺野先生から言われたくない…と思ってしまった。
今回の仕事ぶりを見てると、紺野先生のやりたい事って医者は医者でも、カウンセリングとかそっちの方面じゃないかという気がする。ほら、『バチスタ』シリーズのグッチーのいる所のような、ああいう先生になれば患者さんも喜ぶし、医局も騒ぎが起こらないしで万々歳だよね!と思わずにはいられなかったよ。
面白いんだけど、紺野先生の頑張りがいちいち引っかかって辛いです。お菓子大好き☆な佐伯教授や、外来診察時に患者の顔も見ない新見先生も相当だが、それが霞むくらい紺野先生の飛ばしっぷりにおののいています。森下先生だけが心のオアシス…でも、よその病院に飛ばされちゃうフラグ立った?