プリンシパル 4 いくえみ綾

プリンシパル 4 (マーガレットコミックス)

これは読んでて切なくなるな。弦と糸真の公園での会話なんて、弦がかっこいいやら糸真が切ないやらでドキドキしたよ！何考えてるか分かりづらくて苦手だった和央も、3巻終盤以降本性（本音）が見えてきて魅力的になったし、いよいよいくえみ先生の本領発揮ですね！
以下、内容に触れています。



ぼっち糸真が辛い。集団の中の孤独辛いわ。上手くいかなかった友人関係や晴歌にやられた事は早々忘れられるはずもなく、明るく元気な糸真の中で今でも恐怖や不安として残っているんだってのが分かった。それを見せた上で、弦と晴歌が付き合いだして自分の気持ちが動いて…って、弦と糸真が上手くいくかはともかく、乗り越えなければならない壁としてやっぱり晴歌との関係が立ちふさがるのがシリアスだ。
弓ちゃんと和央は上手くいくのかなー。ずっと思い続けている和央を見てると上手くいってほしいと思うけど、弦ママの妨害関係なく、二人の関係自体が不安定な気がしてハラハラする。