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それでも町は廻っている 4〜5 石黒正数

それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 5 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 5 (ヤングキングコミックス)

4巻では、地元商店街を離れG県まで宝探しに行くお話が一番好きです。なじみの町を飛び出して、ミステリーあり、ホラー風味あり、冒険あり、愉快な仲間たちの活躍あり、歩鳥のドジッ子もありといろんな要素が詰まってて面白かった。弟のタケルくんいいなー!あと、今まで紺先輩やたっつんの影であまり目立つ事のなかった針原さんがタケルと組む事で今までなかったキャラが立ち始めてて笑ったよ。「ミシンそば」は、勘違いの笑い話かと思いきや、ちょっとしんみりしたりして意外な展開だったし、タケルの学校生活も良かった!エビちゃん可愛い。
5巻。タケルの新聞作りが面白かった!タケルの賢くて優しいキャラが輝いてた!いくらおバカとはいえ高校生の歩鳥といると、まだまだ幼い弟という印象が強いけど、タケルメインの小学校生活になると少し大人っぽく見えてまた違った姿が見られるのがいいな。
これまであまり感じなかったけど、4巻あたりから急に時間の流れを意識するようになりました。歩鳥たちの時間がちゃんと動いていて、季節の変化、歩鳥の進路希望や紺先輩の卒業後の選択肢なども描かれています。その流れが意外に早いように思えるけど、早すぎてちょっと不安になった。まだまだこの楽園が続いて欲しいよ。