のんべんだらりといきましょう

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ドラゴン青年団 #9

町の多くの人にあざがあり、光の戦士の価値やありがたみがダダ下がりで笑った。テレビ出演をして盛り上がっている(ように見える)青年団だけど、直接町の人たちに必要とされたり労われたりしている様子が一切ないのですよね。だから、光の戦士という肩書きを失った代わりにピッカリエ担当になったヨシオの方が、むしろ頼りにされ必要とされている様子にじーんと来たよ。選ばれた人しかなれないと思っていた光の戦士が量産型で、町おこしのピッカリエを成功に導く人材こそがオンリーワンだったという逆転が面白かったなー。ヨシオの中には光の戦士に対する未練はあるだろうけど、「世界の英雄」とはまた違った町の一員としての自分の必要性に気づいたってのが嬉しいね。
前半はヨシオの落ち込みぶりに、後半は町の人とのかかわりや元・光の戦士たちとの友情、かつて夢破れた弾き語りなど、結構胸にくる場面が多かったよ!