終盤の吉田鋼太郎劇場が濃厚すぎる！！善良そうな校長が、実は災害のどさくさで妻を殺すために画策していた…くらいの後ろ暗さや残忍さが美亜と藤井くんを脅かし狂わせてたのかな～とも考えていたけど、そうではなく良心とプライドが煮詰まりすぎてグダグダになった男の末路って話だったのね。
事件が明らかになった後も、更生の兆しをほとんど見せない美亜が逆に潔いとすら思えたわｗ3年前の災害や今回の事でおかしくなったわけではなく、それ以前から学校や家庭の問題ですでにあんな状態だったという事だったのかな。吉川愛ちゃんはキレキレなエキセントリックガールを演じきっていたけれど、だからこそ合間にふと見せる無防備な少女の表情にドキッとさせられるのですよね。
モツナベコンビが、藤井くんの取り調べは任せろ！と張り切って飛び出した時、いやいやいやいや（磐城部長風）、この二人で大丈夫かよ～また怒らせるか怯えさせるかで心を閉ざされるんじゃないの～？と無駄に心配したが、さすが最終回そんな失敗をしている暇はなかった！ミッション成功して良かったよ。
部長といえば、「責任は全て私が取ります」に痺れたよ！あと、梶山捜索チームを鼓舞する所もね！！
今回の「やめろフジイ」と「やめろジジイ」の聞き違いは正直「ええぇ…」てなったし、このドラマにはそういうツッコミ所もチラホラあるんだけど、それを差し引いても取り調べの緊張感や、事件関係者の心の内に迫るやり取りは毎回見てて面白かったです！
