のんべんだらりといきましょう

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光とともに… #2

1時間が長く感じられました。決して飽きるとかダレるという意味でなく、内容がぎっしり詰まってる上、見ている自分も真剣だったからかな。夢中になって見ているとあっという間に時間が過ぎるのとは正反対の現象でした。ドラマに引き込まれるというのは同じなのに。
もう、本当に単純な感想のみです。登場人物に感情移入しまくりですー。
音楽の川見先生(市川実日子)の「厄介な子」連発には驚いたよ。教員なのにこうも無理解なのはアリなのかー!?校長先生(渡辺いっけい)には窘められていたけど、本人の前で言うのはやっちゃいけないでしょ。絶対に理解していないなんていうことは誰にも保証できないんだし。
相変わらずお姑さん(高橋恵子)頑なな態度もすごかった。「自閉症が治ったら会うわ」って第2話の中で一番キツイ言葉だった。本当にこの人は孫が自閉症であることを拒否しているんだなぁ。わかっていたら絶対にいえないよこの言葉。受け入れるのが辛いということは十分にわかるけど、自閉症について知りもしないのはどうかと思うよ。幸子に障害について知らされてから何年もたっているのに、その間ずっとあの態度だったのか。
パパ(山口達也)が学校に行って嫌がる光くんを無理やり椅子に座らせようとする姿は、見ていて複雑だったなぁ。パパももっと光くんを受け入れて!と思いつつ、親はこう考えてしまうのかも…と思ったり。学校に行けばいろんなことをできるようになるんじゃないかとか、もしかしたら障害が治るんじゃないかとか期待してしまったりする人もいてもおかしくないと思う。
今回一番印象深かったのは、里緒先生の
「学校が光くんにとって苦痛の場になることが嫌なんです。私はまず、光くんに学校は楽しい所なんだよってことを教えてあげたいんです。全てはそれからです。」
という言葉。知り合いの障害児教育の先生が全く同じことを言っていた。里緒先生がすごくリアルに見えた。
本当にいろいろと考えさせられるドラマです。