のんべんだらりといきましょう

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ブレイジング・リズム 

昨年の苦い思い出が蘇るー。

今年も開催されることが公式発表されました。わー!楽しみだー!!と思う気持ちの他に、それだけではない何かモヤモヤしたものがある。
「ブレイジング・リズム」はあまり広くはないお城の周りで集中して盛り上がるイベントだったので、自分の好みのポジションをキープするのはかなり大変だった。
昨年、このイベントを見に行った時はちょうど夏休み前の平日で、その後訪れる夏休み大混雑に比べれば空いていた方だったと思う。それでも「レジャーシートひいて場所取りしてもいいよー」という意味のアナウンスが流れる前の、ピリピリしたムードや出し抜かれないように周りを伺っているゲストといった異様なムードは感じた。そしてアナウンスが流れた瞬間の、少しでも他人より早く!というような殺伐さとレジャーシートを広げる「バサバサバサー」という音。みんな必死、必死すぎ。もちろんその中にいた私も必死だった。
ショーは楽しくて、「また見たい」と思える素晴らしい内容だったので、みんなも、自分も必死になってしまうのは仕方なかったのかも…とも思うのだけど、なんだか怖くなってしまったのだ。あの雰囲気と、あまりにも必死になってしまった自分が。「ガツガツしないでのんびり楽しめばいいじゃない〜」とか思っているつもりだった自分が、本当に「つもり」なだけで実際は必死な形相でレジャーシートをひいていたということに。
東京ディズニーランドの「ブレイジング・リズム」は、楽しかったという記憶とともに自分のイタタな面を直視させられたという実に印象的なイベントであった。

もしかしたら、私がいた場所が特にピリピリしていただけかもしれない。他はのんびりと穏やかにシーティングしていたのかもしれないなぁ。でも、異様な雰囲気に飲み込まれている場所もあったのだ、確かに。
シーティングのルールも昨年のとは違うし、ショーの内容に変化が見られれば再び同じ状況にならないとは思う。是非ともならないで欲しい。
次は、必死にならないようにしよう。気持ちにゆとりを持とう。昨年のアレを思い出すと、恥ずかしさが蘇るほろ苦い思い出ではあるが、やはり今年も「ブレイジング・リズム」は見たいから。