のんべんだらりといきましょう

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Mの悲劇 #6

美沙(長谷川京子)は本当に復讐する気あんのかー!!(…結局、途中で放棄したけど)
あんな足元もゆるゆるな荷造り用ロープでは、簡単に逃げられてしまうよ。そのくせ、衛(稲垣吾郎)がいなくなったら「嘘つき…」と裏切られた顔。おいおい、監禁して酷い目にあわせている相手を信用していたのかよ。他にも借用書、退職届と書かせておいて遺書とは…衛を死なせたら、亘(柏原収史)と同じ苦しみを与えることができないのでは。逃げる衛に「思い出してください」とに嫌がらせを続けていたかと思えば、衛が復讐を受け入れようとし始めると「帰ってください!」って結局どうしたいのだ、君は…。
衛も戻ってきちゃったし、これでは本当に『恋の奇跡』になってしまうではないのさ。復讐する人もされる人もなんてお人よしなんだ。
ハセキョーさんは「何を考えているかわからない危険な女」を抑えた表現で演じている時は美しさも手伝ってかなりいい感じだったのですが、今回のテンション高めで涙ながらに訴える場面ではやはり厳しいですね…「じゃあ、どうして亘は死んじゃったの!?」と言われても盛り上がれなかったよ。
単なる上司にしては豪華キャスティングすぎる伊武雅刀がやっと事件に絡んできました。美沙の両親が経営していたパン屋が火事になった事件に、島谷(伊武雅刀)も関係あり、ということですか。あとは衛の母(吉行和子)と美沙が知り合いなら完璧です。でも何度か病院で会っているから、今更「実は…」というのはないかなー。
美沙による復讐劇から、亘自殺事件を中心とした謎解きにシフトしてしまったようだが、それもいいでしょう。ただ、衛さんと美沙さんのラブな展開だけは勘弁してください。そっちには行かないよね…よね…。