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キャッツのメンバーも変わらず。ただ、アニだけ顔が変わった?というか、今の顔になったように気がした。TVドラマの時はまだ子供顔(そんな年齢じゃない?)だったのかなー。
以下ネタバレあります。
前半の小ネタラッシュは感動すら生んだ。始まったとたんに哀川翔の「ヤクザ球団」シリーズが登場し、「ああ、『キャッツ』が始まったー!」と早くも興奮気味だったもの。いつものお祭騒ぎに、「Fujiみ Rock Fes.」とほほえみのジョージによる偽札事件が絡んで進む。ドラマの時もそうだったように、私はメインストーリーよりもむしろ小ネタとそのテンポが好きなのであって、今回の、特に偽札事件はむしろこっちがオマケに近かった。
オジー復活!をものすごく期待していたので、再登場時は嬉しかったなぁ。でも、ボートで上手な風景画を見せられると「ああ、このオジーは本物じゃないんだ…」と分かり、かえって切なくなったよ。TVドラマでもぶっさん生き返りという超展開が自然にあったから、オジーも…なんて思ってしまったのだよね。見た目はオジーでも、中身がジョージならそれはオジーじゃない。やはりオジーは星になってしまったんだなぁ。
終盤の無人島、初めは「今度はどんなネタが!」とワクワクしたけど、あまり手ごたえがなくてダレてしまった。別に黒モー子や原始ギャルが突然出てくるのは構わなかったのだけど、今までのテンポが急に停滞してしまったように思えた。ぶっさんの「みんな死ぬだろ?」やついに浜辺で倒れてしまう「ぶっさんと死」を描いた場面を入れたから?うーん、なんでその場面は木更津でなく無人島だったんだろう。1回TVドラマでやったから?あと、他のメンバーならまだしも(帰れる可能性が大きいから)、いつ寿命が尽きてもおかしくないぶっさんがユッケを一瞬たりとも思い出す描写を入れなかったのは何でかなぁ?「普通に楽しく暮らしたい、結婚したい」と思ったぶっさんが無人島という普通じゃない状況に置かれて、思い出さないものなのかなぁ。ここにユッケを持ってくるとお涙頂戴になってしまうから?全てのことに無理に意味づけしようとする事の方が無意味であるとは分かっているんだけど、やはり知りたいものである。
あ、ぶっさんが倒れた時は「またまたー。死なないでしょ?」と思ったくせに、埋められるとさすがに心配になった。まだ「Fujiみ Rock」終わってないじゃん!
大団円で終わったと思ったら、ゴミンゴの襲来に逃げ惑う木更津市民。突然怪獣映画が始まった訳だが、私は無人島よりゴミンゴの方がアリだった。ゴミンゴが『ゴーストバスターズ』におけるマシュマロマンのように可愛らしかったし、バットとボールで追い返そうとするキャッツメンバー、そしてモー子父が船越英一郎!笑いどころ山盛りで面白かったんだものー。
ラストは幸せな結婚写真と、幸せな遺影写真。あんな幸せな顔をした遺影写真はそうそうあるもんじゃない…のかもしれないなぁ。あのカットで終わった瞬間、やはりグッときた。
ツボだった主な小ネタ。
- 「ヤクザ球団VSテキヤ球団」ヤクザもテキヤも哀川翔。投げる球種は分身魔球!(侍ジャイアンツ)
- 30年後のキャッツ、バンビが中尾彬。貫禄がありすぎだろ!しかもやっさいもっさいを華麗に踊って。
- アニの名前はキザシ?。
- 「負ける気がしねんだけど」夏のVシネスマイル。
- 選抜出場メンバーが加入して、補欠になってしまったキャプテンぶっさん。
- 「ファームは声出してればいいんだよ!」
- 「モー子は風俗なの?」
- 「便秘なの。あと1ヶ月で、出る」「どうみても超高齢出産、9回裏2アウト満塁じゃん」
- 「メジャー級の大サービスだよ」とネズミ顔で話す猫田
- メジャー級の大サービスは、山口先輩による「ギャランドゥ」。←これ最高だった!
- 『ターミネーター』のごとく全裸で歩き出すオジー
- 甘えん坊ハウスは今度は地上げ屋でピンチ、子供達は「眠れナイト」
- Fujiみ Rock FESTIVAL
- 橋の向こうに哀川翔が!去り際もカッコいい翔さん。
- オジーの美礼先生モノマネ。
- 美礼先生の高校時代は『フラッシュダンス』。そしてセーラー服の薬師丸ひろ子といえば『セーラー服と機関銃』。
- ジョージのキレのあるやっさいもっさい。
- 樋口カズヨ
- 精巧すぎるオジーのマスク。それをかぶってフラフラするモー子。
- ありえない動きのボールをマトリックスで避けるメンバーとジョージ。
- ヤマクラサン、って巨人の山倉?
- ロカビリーなぶっさん父とローズ
- サングラスをかけたジョージは内Pだった。
- COMPLEXの「BE MY BABY」ですごい肩幅の吉川晃司(山口先輩)と意外と似てる布袋寅泰(猫田)。
- 「モーニングコールはいらねぇ、その代わり朝食は5時で」ルームナンバーは893。
- 殴ってないのに勢いで2発も殴られるうっちー。
- モー子父、光線銃でも持っているようなふりをしてオカリナ演奏。
疲れた…とても書ききれないよ。