うーん、思ったより盛り上がらない。
奈央子（篠原涼子）も、そんなに見合い相手の官僚・斉藤（神保悟志）に迷うなら黒沢（赤西仁）にすればいいじゃないのさ。奈央子が黒沢に対して恋をしているのか、年下の男前からのアピールに舞い上がっているだけなのかが謎だが、斉藤よりは気持ちが動いている訳でしょう？もうそれでいいよ！などと思ってしまう。
お見合い相手をポイント制で判断する描写などはコミカルで面白かったのだが、デートの後握手で別れた事が泥酔するほどショックなのかは理解できなかった。「勢いが大事」のお見合いだからと言って、いやお見合いだからこそ会って2回目でどこまで行きたいんだ！？とツッコミを入れたくなる。まぁそれも、相手に対する迷いがあるからこそ妙な落ち込みをしてしまうのだろうけど。
黒沢は、研修でトップになり恐ろしいほどに「デキる男」を見せ付けたかと思ったが、それはひとときの夢であった…。あの英語ペラペラがあったからこそ、その後の脱走、ケンカ、逮捕のコンボが効果的だったなー。株価、一瞬にして大暴落！入社一ヶ月でやらかしたらクビではないのか？意外にも懐が深い東済商事。黒沢も反省文の提出先くらい自分で考えろよ、そして「机の上におく」ではなく手渡せよー。
ラストでストーカーのような電話がかかってきたが、その描写がまるでサスペンスもののようで、このドラマがどこへ向かっているのかが分からなくなってしまった。予告を見ると見合い相手の恋人っぽいけど…。
脱落してしまいそうなんだけど、絵里子（ともさかりえ）だけが気になって見るのをやめられない。
