のんべんだらりといきましょう

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“The Tour of OZ”@SHIBUYA AX

7月13日(水)100sのライブに行ってきました。
演奏はまさに揺るぎないというのがふさわしいような安定感。誰のテクニックがどう凄い、というのは素人の私には分からないけれど楽器を持つ5人の音が心地よいほどに一つになって聞こえてきた。そこに中村一義の声が乗ってさらに音楽として完成されていくのがよく分かる。
以下ネタバレもあります。





ステージの背景には鏡が5枚並べられており、天井から吊るされた星のようなライトと全体を照らす照明、鏡の反射で幻想的な舞台であった。100s中村一義のソロ含む)を初めて見たのが昨年末の「カウントダウンジャパン」。その時の中村さんは前半はあまり声が出ず、後半猛烈に温まってきた風だったので勝手にスロースターターの印象を持っていた。が、今回のライブは初っ端から全開でやはりツアーを回ってくると違うのだなーと思わず感嘆。

  • 扉の向こうに

あー、やはりサビの広がってゆく感じがものすごく好きです。あと中盤のキーボードソロも。中村さんも途中で盛り上がりすぎたらしく、歌い終わった後「持ってかれちゃうんだよなー」と感極まった様子でありました。ミドル〜スローテンポの熱唱モノに激しく弱いので、中村さん高音の伸びを聞いているとかなり胸に迫る。

  • 光は光

今最も好きな曲なので、この日一番響いた。この曲はメロディよりも歌詞に激しく惹かれます(もちろん曲も好きだけど)。

  • A

前半は飛ばせなかった(のように見えた)客も、ここら辺から一気に上昇した感じでした。確かに、自分のテンションも上がった。

  • 魂の本

アンコールの一曲目。この曲は初めて聞いたのですが、曲も、歌声も力強くて聴き入ってしまった。カッコいい!アルバムをもっと聞きたい!と思わされた曲。


2回目のアンコールは、ステージには誰もいなくなりギターの音だけ流れて終了。それの音にあわせてどこからともなく合唱が始まったのだが、よもや自分達が歌って終了するライブだとは思わなくて、ちょっと笑ってしまった。
ステージ上の6人が、それぞれのペースで、でもお互いに気が置けない感じで実に楽しそうに演奏していたのが印象的だった。見終わった後、楽しい気分で帰途につくことができたライブでありました。