のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

海猿 #8

サブタイトルが分かり易すぎる!と思ったが、あれだけ周到に準備していればサブタイトルを濁してもラストが見えてしまっただろうから、むしろ「池澤、死す」と直球で良かったのかな。それだけでなく、最後の大盤振る舞いとばかりに「カタカタの名前でも立派になった人がいる!」とトオル氏に力説させたり、頭をぶつけるというボケをかましたりとサービスカットも満載。
分かりやすいサブタイトルのおかげで、出発前の尚子(芳本美代子)との会話や安産のお守りの場面での重みが増し、すでに半泣きで見てました。今までとは別人のように丸くなった池澤(仲村トオル)と仙崎(伊藤英明)の楽しいやり取りを見て泣き笑いです。そしてラストの「死にたくない」という顔をして空をつかむ池澤の姿にボロ泣き。やっと赤ちゃんが生まれたのに何でだーー!!
池澤の死ばかりが気になって、その後犯人たちが被害者のふりをして救助を求めるという展開に驚いてしまった。池澤を死なせる意味はそこにあるのかー。ただ「仲間が死んで悲しい」だけでなく、仲間を殺した犯人であっても救助が必要ならば助けなければならない。頭では分かっていてもそう簡単に納得できるのかと考えると、今回の仙崎の「出来ません!」に共感してしまうな。
ただ、逃げ出した船長を真上から狙っても当てられなかった犯人たちが、いったん逃走し、距離があったにもにもかかわらず防弾チョッキのない首を撃てるものなのか?とか、そもそも被害者のふりをして早々に海に飛び込むくらいなら何故ボートに向けて発砲したのか?とかちょっと気になった所もありました。
次回から池澤がいないと思うと、楽しみが半減だよ…。