のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

アンフェア #2

推理小説の最低限のルール「読者が真相にたどり着けるだけの手がかりを用意しておくとか」と瀬崎(西島秀俊)が言っていたが、そんな事言っちゃってこのドラマはそのハードルをきちんとクリアできるのか?と若干不安になりました。
理恵子(小林真央)が死んでしまいましたが、とりあえず何故雪平(篠原涼子)にもっと早く相談しなかったかが謎。全く取っ掛かりがないならまだしも、マンションで襲われた時に助けてもらっているんだし、瀬崎に言う前に普通は友達として相談すると思うのだけど。で、イニシャルがそのまんまの平井(眞島秀和)は、事件後行方不明だけどこの人も殺されちゃっているのとか?関係ないけど、この役者さん結構好みの顔立ちだ…。他にドラマでているのかなぁ。
誰も彼も怪しくなってきましたが、こんなに早くに薫ちゃん(加藤雅也)が動いてくれるとは思わなかった。あと美樹(有坂来瞳)と理恵子殺害犯は繋がっているのだろうか。いかにも怪しそうだからなぁ。でも彼女も後半まで生きながらえるか危ないが。情報解析係の杏奈(濱田マリ)も、雪平の協力者なんだろうけど、どうしても『24 シーズン1』の影響か(アゴ繋がりでもあるし!)、実は裏があるんじゃないか…とか思えてきてしまう。
刑事としての雪平と母親としての雪平のバランスがちょっとしっくり来なかったなぁ。今後、何らかの事件に美央ちゃん(向井地美音)が巻き込まれていくのだろうけど、刑事と母親の繋げ方が強引なように感じられた。一刻を争うような時に、元夫・和夫(香川照之)が会いに来て娘の事を相談したり、雪平本人が小学校まで足を伸ばしたりと、交互に見せられる事件と日常のテンポに上手く乗ることが出来なかった。もう少し緊迫感を維持しながら母娘の関係を見られればよかったような気がする。
香川照之の出番が増えてきて大変喜ばしい。