のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ちびまる子ちゃん

うわー!漫画原作をここまで完全再現しているドラマを今まで見たことないよ!まさに『ちびまる子ちゃん』そのものだった。見た目だけ完璧にしたとしても、浮いてしまったりむしろ寒かったりすることもあるだろうが、あの花輪くん(馬宮輝)を見て「まさにリアル花輪くんが目の前に!」としっくりときた。藤木くん(佐藤敦士)と永沢くん(槙岡瞭介)の会話もいかにも「らしい」ものだったし、地団駄を踏むまるちゃん(森迫永依)、寂しそうに立つたまちゃん(美山加恋)、おっとりしつつも冷静なツッコミをいれるおばあちゃん(市毛良枝)とキャラクター造形に抜かりがない。
ストーリーも、ほのぼのしながらクスッと笑い、その上泣かせるという、見事なまでに『ちびまる子ちゃん』のツボを抑えていた。一人ぼっちでおにぎりを食べるまる子を見て私も涙目になってしまったよ。あそこでおにぎりを作ってくれたお母さんを思い出すのがまるちゃんなんだよね。
今までの漫画原作のドラマ化は楽しみな反面、がっかりさせられることも多かったわけですが、これを見たら漫画原作→ドラマ化の可能性はまだまだ捨てたものじゃないなぁと思いましたよ。うん、本当によくできていたと思う。
もし次回作があるのなら、今度は是非ともヒデじいを投入してください。