先週の分です。
１話を見た印象で「思ったより本格推理？」とチラッと思いましたが、やはり『富豪刑事』だった。ダイアモンド盗難、京都の殺人と前フリは大掛かりではあったが、終わってみればツッコミどころも満載でしたよね。
豪華客船、スペインの町並みを作る…よりも、逮捕までに１ヶ月かけていたことが一番バカバカしくて可笑しかった。その間、鎌倉（山下真司）をはじめとする焼畑署のメンバーは何をしていたんだ！と思わずにはいられない。とりあえず鎌倉はちまちまキャビアを食べていたらしいけど。
美和子（深田恭子）の活躍よりも、西村（江守徹）の大ハッスルと喜久右衛門（夏八木勲）によるズーラーなど一連の金持ちネタが面白かったな。もやは、トリックや事件の落としどころには余り頓着しておりません。だって『富豪刑事』だもの！特に最後の怒涛のズーラー推しがすごかった。高級キノコズーラー、西村の潔いズラカミングアウト、そして狐塚（相島一之）のズラ疑惑。しかも、西村はあの格好で語っているし。ダークなオチのはずなのに、ほのかに笑えてしまうのは何故。
前作ほど手放しで面白がれない自分もいるのだが、何が原因なのかなぁ。まぁ、最後は「勝手に帰るな〜！」のお約束も見られて、安心しできました。
