のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

山田太郎ものがたり

映画の主役を飾ることとなった太郎さんが、北島マヤクラスの天才的演技力を発揮していた。彼の「繕い物をする」というちょっとしたパントマイムで、観客の目に築40年以上の木造住宅の中で慎ましやかに暮らす様子を見せたのだ。それはまるで、逆さにした跳び箱に乗るだけで、女海賊ビアンカがゴンドラの上で揺られていると見せたマヤのようであった。
太郎…恐ろしい子…!(←これが言いたかっただけ)