前回の菅原さん回に続き、今回は新二回でホクホクなはずだったのだが…ううーん、いまいち。空より広く海より深い寛容さで松方を許し続けている新二が、不本意な異動が原因で現場の職人さんたちに八つ当たりするってのはどうも。今まで描かれてきた新二像とギャップがあるように思えた。職人さんたちと軋轢があったならまだ分かるが、そんな様子は一切なかったし、唐突過ぎてあらら？となってしまったよ。
原作と比べてもしょうがないことは1話目で分かっているけれど、今回の話は新二が自分で気づいて自分の中で処理するから重みがあるのに、無理やり松方の仕事に絡め「ありがとう」なんて言わせてしまったので、後味が軽いものになってしまったような気がする。あ、でも「頑張っているんじゃない、無理しているだけだ」は良かったです。
菅原さんがブルボンヌの占いに一喜一憂している姿だけが今回のお楽しみショートコーナーだったなぁ。田中が無難にいい人になりすぎているような気がするので、もっとリスキーでいて欲しいよ！
