のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

薔薇のない花屋 #1

野島脚本と言うことでかなり警戒して見ていたんだけど、ひき込まれる展開や今後が楽しみな伏線等もちりばめてあり中盤までは楽しめた。しかし、月9の宿命「お父さんと美桜さんのラブストーリー」が色濃く見え始めるとやっぱ見ていて飽きるというか集中力が切れてしまうというか…。全体的に落ち着いた雰囲気を保ち、派手な演出もなかったのが好感度高かった。
マスクをつけて生活する雫ちゃんは、まず見た目からインパクトあった。どういう理由でつけているのか、そしてどういうタイミングではずすのかを楽しみにしていたんだけど、香取慎吾の落ち着いた演技で「北風と太陽」を語る事によって、押し付けがましくない優しい雰囲気で自然とマスクをはずす場面に繋がったと思う。あの場面良かったなー。
野島さんと北川さんは障害を持っている人をドラマのスパイスに使うというイメージを個人的に持っているのだけれど、今回もやっぱりそういう感じ?竹内結子全盲(だよね)の演技があまりにも下手なので驚いていたら、本当に目の見えないフリをしていたとは。美桜さんが盲目のフリをしている必要性はこれから語られるのだろうか。彼女が盲目なら、英治が気を抜いて本性が見えるような表情をするという期待から?それとも同情を誘うという計算から?

  • 復讐に燃えている院長先生は、亡くなった英治妻の父親か?
  • ドサクサにまぎれて同居している元ホスト。そんな簡単に居候させていいのか!?
  • 英治へのガッツキぶりが激しい美桜さんは見ていてちょっとイラッとするけれど、そうじゃない素の美桜さんはほとんど描写されていないため、一体どんな女性なのかが気になる。院長にどんな弱みを握られているのか。
  • 雫ちゃんが学校の人気者なのは何かの伏線?雫ちゃんにちょっかい出したら、クラス全員からボコられるってカリスマ性ありすぎでむしろ怖い。雫ちゃんって、普通の子供を超越した人々を惹きつける「天使」的な扱いなのか?すさんだ英治の心を導いているのも雫ちゃん…みたいな感じで。
  • いや、雫ちゃんは英治の本当の子供じゃないとか!そして雫ちゃんが大人になった時、「英治は親子の愛情じゃなくて1人の女性として見ていた事に気づくのだった…!」な展開で強引なオチとか!!(←妄想が激しすぎ)

サスペンスドラマではなくヒューマンラブストーリーらしいので、これ見よがしにばら撒かれた伏線が全て回収されるとも、納得のいくオチになるとも限らないとは分かっているけれど、次回も見てみようと思う。