スカイウォーカー (ヤングサンデーコミックススペシャル THE IKUEMI RYO B)
- 作者: いくえみ綾,奥田民生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/01/11
- メディア: コミック
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「マシマロ」以外はヤンサン掲載時に読んだけど、改めて見てもやっぱり「スカイウォーカー」が一番好き。原曲から感じる広がっていくようなイメージがそのまんまマンガになっているように思える。「MANY」のどうにもならない閉塞感そしてその後に来る開放感みたいなのも良いけど。少女マンガとはステージが違うので、私も夢中な『清く柔く』のような苦しく切なくなるような作品を期待するとちょっと肩透かしを喰らうような気もするけど、やっぱり人と人との繋がりやそこから生まれてくるものはしっかりと描かれていると思う。
カバーをはずすとそこにもいくえみさんの描き下ろしイラスト、そこに民生直筆のイラストがチョコチョコ載っていて、カバーに開いた穴から民生のイラストが見える…という凝った作りになっています。そして驚くのは、中表紙をめくるといきなり民生の写真がバーンと出てくる事。いや、確かにコラボなんだけどここまで民生民生している本の構成になっているのに驚いた!作品の間には民生撮影の風景写真等(歌のタイトルにあったようなものをセレクト)のページまであり、純粋にいくえみさんのみのファンの方に、「なんでこんなオッサンの写真が…」って思われないか密かに心配です!
いくえみさんのあとがきマンガにあった「思い余ってたくさん描いた」という民生がモデルの登場人物。ADは「愛があればいーのだ」の由輝、先生が「I LOVE HER」の新ちゃん…なのは分かったけど中学生って誰?うおー気になる。