のんべんだらりといきましょう

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あしたの、喜多善男 #5

「善良そうな老夫婦」「恩師」「目立たない生徒」「生きていればいいことがある」と、これでもかーーー!!!というくらい私の泣きツボを押さえていたので、もう見る前から今回はダメだろうなぁと思っていたのだが、本当にダメだった。先生が善男の事を覚えていた段階で涙ポロポロとなったのでありました。先生から教えてもらった事は今も昔も「辛いことの後には嬉しい事もある」なんだけど、先生の境遇を知ってしまった善男はその言葉をどう捕らえるのかなぁ。多分、先生はあの時心からそう思って善男に伝えたんだろうけど、先生自身は自分の人生をどう考えているのかが気になった。「今日は死にそうな目にあわなかったなぁ」とホッとしていた善男だけど、実は最も死に直近していたんじゃないか?平太さんがいなければ、今頃確実にあの世ゆきでした。気づかずに過ぎてしまう、そんな日もあるよね。
今回のネガティブ善男もやっぱりキツー。時間的にはこれまでにないほど短かったけど、いきなり最初に「調子に乗ってんじゃねーぞ」のカウンター。しのぶが妙に懐いている事や、恩師との再会、しかも相手は自分の事を覚えていてくれて自分の事をちゃんと見ていてくれたのだという喜びを味わって、善男なりに満足感や温かい気持ちを感じているだろうところへこの一撃。キツイ、キツイよ!!善男の中にある善男なだけあって、彼を痛めつけるのが上手すぎる。そして、見ている私もついでに私も痛めつけらてしまうのですけど!
ぬっくんの殺し屋、最高でした!殺し屋なのに人助けしてしまい、ターゲットと一緒にのん気に部屋にいるというおかしな光景。嫌がるしのぶを無視し、迷惑一般人丸出しで写真を撮影。リカさんにピシャリと言われてビビってしまう気の弱さ。善男の背後に近寄り、上着の内側にはダーツの矢がズラリのキメキメぬっくん。どれも面白すぎる。
リカさんがますます追いつめられていよいよ平太さんとも決別なのでしょうか。あの乱暴な口調は迫力を出すためにわざとなのか、つい素が出てしまったのか?何れにせよ千明様の魅力が全開になってくれるのは嬉しいッス。もうひとりの美女・みずほは、三波さんが理想の男性だそうでそれマジですか…?と言わずにはいられません。まぁ詳しい事情は後々説明されるだろうからいいとして、あからさまに「三波とみずほは関係があった」みたいな展開を匂わせてきたので、ここらへんはもう一捻りありそうだ。
そして次回は本物の平泉成が登場!杉本のモノマネはこのためのネタフリだったの!?