のんべんだらりといきましょう

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ちりとてちん

弟子の正体が明らかになって、こちらは一段落でしょうか。構って欲しくて嘘をつく人なのかと思っていたけど、嘘をつくことが楽しいという虚言癖を持つということで、これから草々兄さんと喜代美はさらに大変そうだなー。いや、そこを楽しんで育てていければいいんだろうね。それを思うと草若師匠は偉大だった…と死してなおその存在感の大きさに圧倒される。しかし、あそこまで嘘をつかれるとどこまでが本当かさっぱり分からない。あの時の涙も本当なの?と思いっきり疑ってしまった。お礼のハガキによってケガ人を家まで送ったのは本当だったと分かったけれど、そうなると正体がばれた時には「それも嘘」という嘘を言っていた事になるし、草々兄さんを激怒させ他の兄さんたちに囲まれたあの緊張感のある場面でさえ嘘を楽しんでいた(?)とすればよっぽどですよね。
A子が、喜代美の留守中に草々兄さんに会いに来たりとあんまりな感じではあるのだが、むしろ見ていて可哀相になったよ。A子はこんな状況だからこそ自分が輝いていた過去の中でぬくぬくとしていたいだろうに、草々兄さんにとっては「終わった事」となっていてしっかりとケリがついている。スポットライトも草々兄さんも今や喜代美のもの。これからどうなるのか、どうしたいのか、心配だなー。
親にとっては信頼のおけるA子の跡取り問題と、同じく安心して任せられそうな正平の跡取り問題は、今後絡んでくるのかな?あと、鞍馬会長に「やる気はあるのか?」と尋ねられた小草若の今後も気になる。