のんべんだらりといきましょう

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Philharmonic or die くるり

Philharmonic or die

Philharmonic or die

Disc1がパシフィコ横浜でのオーケストラとの共演ライブ、DISC2が京都磔磔でのライブを収録。
とにかくDisc1がすごい!ホールでオーケストラの演奏ということで、音の広がりが素晴らしく感じられた。弦の響きとくるりの音の融合が気持ちいい。「ジュビリー」の入りでの音の厚さにもビビる。「ブレーメン」「ジュビリー」「恋人の時計」など『ワルツを踊れ』に収録されていた曲は、だいたいアレンジや曲の雰囲気が予想できたけど、それでも「コンチネンタル」はアルバムのそれとは全く違うなー。「全く」はさすがに言いすぎかもだけど、アルバム収録曲とは違った迫力があった。「春風」試聴の段階で鳥肌モノだったけど、改めて聴くととにかく岸田さんの声の後ろで鳴る弦楽器の音どれもが素敵で聞きほれてしまう。そんな中一番驚かされたのは「惑星づくり」 オーケストラが加わるとこんな風になるのか!と本当にビックリした。あー、もうこのライブ本当に行きたかったな。パシフィコ横浜の分だけで良いからノーカットでDVD化して欲しい。
Disc2は、1に比べると衝撃という意味では及ばないけど(普段のライブを感じさせるので)、「夜行列車と烏瓜」は聴いた事なかったので聴けて嬉しい。「青い空」「すけべな女の子」そして「東京」などは、ライブの盛り上がりをそのまま感じられて上がる。オーケストラとの競演ライブでは、もしかしたライブ特有の勢いよりも音を一つ一つ大事にしながら歌っているのかな(勝手な予想)と思ったけど、こちらは自分の熱をそのまま発散している感じに聴こえた。まさにライブ盤。