のんべんだらりといきましょう

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ホカベン

重いです!!!『ホカベン』というカタカナ+省略形+4文字の印象から、もっと明るくてコメディタッチの軽〜い物語を想像しておりました。冒頭で依頼人が傷害事件を起こしているのを見せているから、新人の灯が失敗する事は確定事項で、やる事なすこと裏目に出ちゃうんだろうなぁと思いながら見てしまう。おかげでどんよりした気分になったことうけあい。でも、むしろ軽く爽やかな成長モノよりもこちらの方が次回も見よう!という気になる。これくらい重い方が個人的には楽しめます。
上戸さんは、宣伝どおり本当に熱演していましたね!ラストの泣きながらの接見とか顔ボロボロにしながら頑張っていたもんなー。理想論過ぎてウザったいキャラになる1歩手前で踏ん張っている感じだった。灯の言い分や青さが、納得できる範疇だからだと思う。杉崎の過去にはきっと人の生き死にに関わる何らかの失敗があるんだろうけど、パラリーガルのしおりさんにも何かありそうで、そちらの方が謎だった。あの「偽善者」の意味が気になる。杉崎が依頼を断ったり、しおりさんが「それくらい1回で済ましなさい」っていうのは、あの弁護士事務所だと面談1回(1時間?)でボランティア的部署とはいえ結構な料金を取られるからだと思ってたんだけど…今回は特に説明はなかった。特に意味はないのだろうか。
それにしてもDV場面は迫力あったなー。父親の表情も動きも恐ろしかったし、何より疲れきって老けこんだ*1母親役の富田靖子がリアルなんだよ…。このDV場面だけでもかなりきついのに、さらに幼い娘に対する性的虐待とか背筋がゾワゾワする。ヤメテー!!

*1:かとうかず子の老け込み具合にも驚いたけど!