のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ホカベン

ああぁぁぁあああ!!何だかイライラする、スッキリしない…。ドラマの展開*1が、ではなく、見終わった後の自分の心情が、灯は正しいと思う気持と、本当にあれしか方法はなかったのか?と思う気持ちが混ざり合って悶々としてしまう。何だろうなー、一体誰を守ることが出来たのか?と言われると少年2人は殺人犯、布田くんの両親は「優しくていい子」の息子がイジメの加害者→周りからの非難、担任の先生はおそらく失職もありえる、学園は大損害、エムザの信用失墜…などなど、誰のためにもなってない。かといって、殺人を「なかった事」にするのは絶対にありえないし。うーん、本当に難しい…。そもそも、布田くんがイジメの加害者だと分かった時点で、息子亡くしショックを受けている両親の事を考えれば、これ以上突っ込むのは危険と一瞬でも考えないのかなぁ。まさか報復殺人だとは思わなかったかもしれないが、灯の掘り起こした真実(イジメ加害者)ってだけで、両親にとってはさらなる追い討ちに十分なると思う。そういうの無視して、依頼人(学園)のためでもなく、だからと言って相手の両親のためでもなく、「真実を!」とか大騒ぎするから自己満足とか偽善とかきれい事といわれてしまうんじゃないかなぁ。
犯人の少年2人に対して「同じような気持になったことがある」と話し出した灯には、正直、杉崎先生が「あいつの言葉には力がある」とオススメするほど説得力を感じなかったけれど、あの場面は凄く上手いと思った。特に平然としていた様に見えた少年の方が「先生や親は見抜けなかった。みんなバカだ。あいつがいなくなってみんな楽になった」のセリフには泣きそうになったよ…。そういう気持ちを持つことはない事じゃないよなー。
次回は加害者側の弁護なのかー!重そう…。

*1:工藤先生が少年2人に「あなたたちは殺していません」と念を押してしまうのは、さすがにありえないんじゃ?と思うけど