のんべんだらりといきましょう

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ホカベン

7話にして初めて灯の取った行動と結果にすんなり感情移入でき、さっぱりとした気分で見終えることができた。裁判に負けた事によって、議員の父親の力添えが必要だったエムザの立場がどうなったのかは気になるところだが、何だかんだでクビにはならない灯と杉崎先生なら大丈夫なんだろうなぁ。
これまでのドラマの流れから、依頼人に裏切られる事もある…というか裏切られて当たり前な世界なので、あの未成年もどんな形で裏切ってくれるか期待していたけど最後のキレっぷりが見事で実に良い悪役だったと思う。ただ、「今まで女の人と付き合った事がなかったし」と自己申告していたがそんなオーラはまったくなく、むしろモテ派だろ!?な感じでギラギラしていて、それに騙される灯はちょっと無理があったんじゃないかと思ったんですけどね。
過去の事件を引きずっている杉崎先生だけど、話が進むにつれてむしろナイーブでその悩み方が結構女々しい(って酷い言い方だけど)キャラになってきていて最初の印象ともかなり違ってきました。今回で灯と杉崎の根底にあるものが同じというのがはっきり示されたので、今後は協力しながら裁判に当たっていくのかな。
相手の補導歴を指摘して有利に運ぶ展開になった時、裁判を傍聴している片瀬先生がニヤリと笑ったんだけどその表情が本当にいやらしくて、アイドルとしていいのかしら?と心配になるほどだった。いや、いい演技だったって事なんでしょうけど。