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アイシテル〜海容〜 #6

5月20日放送分6話の感想です。
キヨたん姉の「死んでよ!」発言で、今回はさつき自殺騒動に終始して富田さんに「あなたがいなくなったら智也君はどうするの!」と言われ目が覚める…な展開だったらなんだかなーと思っていたので、自殺未遂を使わず(一瞬の気の迷いはあったけど)、さつきの家族によって一歩前に踏み出せる流れになったのは良かったです。変化したと思ったらやっぱりあまり変わってなかったりと一進一退だった和彦さんが、初めて智也と向き合う覚悟を持ち涙するのにはジーンときた。さつきは事件発覚当初からものすごいタフすぎだと思っているので、むしろ和彦さんの弱い心の方が共感しやすいのかもしれない。あとは、キヨたんパパが遺影に向かって話しかけるシーンも胸に迫るものがあった。やっぱり佐野さんすごいわ。
そしてキヨたん。かなりの大物だよね…。「お姉ちゃんはヤキモチやいてる」って分かっていて、ボク愛されてるでしょ!オーラを振りまき続けるって、なんというしたたかさ。天真爛漫な我侭も度が過ぎれば、カワイイね〜♪と許してくれるのは産みの親だけってことに気がつかなかった事がキヨたんの敗因でしょうか。って、小学校2年生にそんな分別を求めるのは酷ですよね。もちろんそれが殺害する理由にはまったくならないし。智也役の少年の演技は素晴らしいと思うけれど、キヨたんのあの「ウザ可愛さ」を見事に演じきる子役さんも大したものだなぁと思いました。