冒頭で登場したアスミが、あまりにもテンションの高い話し方で衝撃を受けた！あれはアスミじゃないだろ…とショックを受けつつも、後半の誠実で真っ直ぐなアスミを見ていたら、桜庭ななみさんも可愛らしいしこれで良いのかなという気分になってきた。でも、芯は強くてここぞという時に力を発揮するキャラなんだから、普段「〜っつーの！」とか言わせないで、穏やかでポヨンとした感じにしておいた方がいいと思うのになぁ。
そして、公式サイトのトップ画像で個人的に一番違和感のあったシュウが、実は一番イメージに近かった。原作だとふっちー贔屓なんだけど、このドラマのシュウはいいかもしれない…うん、いいなー！反対に、ケイちゃんがめちゃくちゃ性格悪く描かれていてハラハラした。1話のラストでアスミと分かり合えるようにするために、あえてイジワルな描写にしたのかもしれないけど…でも、あれじゃあ、分かり合う前にケイちゃんが嫌われ者になりそうで可哀想じゃないかー。
ライオンさんもいないので（キーホルダー？マスコット？にて登場）、これが『ふたつのスピカ』か？と聞かれれば、どうなんだろう…と考えてしまうが、宇宙を目指す若者たちの青春群像劇として見れば面白かった。序盤はともかく、積み木を組み立てる訓練では、キャラの人間関係や緊張感なども伝わってきて結果がどうなるのかワクワクしながら見ることが出来た。
JAXAが撮影協力という事で、施設の様子がいろいろ見られそうなのも楽しみ。今回拝島さんが登場した無重力訓練所って、JAXAの施設なのかな。ちょっと興奮した。
エンディングで流れるNASAの映像は問答無用で感動してしまう。あれを見せられると、多少ドラマであらら？となっても「あー楽しかった」になってしまうマジック。
