のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

赤鼻のセンセイ

元販売員(要するに素人)が院内学級の先生って、思い込みだけで突っ走ってはトラブルを起こし、これまたイライラさせられるのかなぁとちょっと心配しつつ見たのだが、何故かほとんどイライラしなかった。序盤こそその気配はあったが、参太の思い込みと押し付け気味の暴走を大泉さん独特のスベりオーラ?ダメオーラ?(←褒めてます)が中和してくれているというか。これが、若い熱血新人教師だったらイライラもMAXだったかもしれないが、先生として勤務しているはずなのに先生としてはありえないアプローチでだだスベリしている様にはあまり不快感を感じなかった。ただ、参太のネタが本当に面白くないのがすごいのと、授業はちゃんとやった方がいいぞ!とは思うが。あと、中庭での花火騒動の時も、「病気のせいで花火を見たことがない→見せてあげたい」だけでなく、一応「ぜんそくには花火が危険である」と病気について調べておいてからの失敗だったので、何となく安心できた。見せてあげたい!の勢いだけで、よく調べもせずに暴走だったら本当に目も当てられなかったけど。
神木くん&須賀くんの2人が揃い踏みというのもインパクトあります。神木くん大人っぽくなったなぁ…と見るたびに思っているわけですが、『QUIZ』での天才子役ぶりに衝撃を受けた時のことを思うと、親戚のオバちゃん気分になってしまうのです。もう子役ではなく、俳優さんですよね。そんな神木くん演じる八重樫が、かなりいい子だったのにはちょっとビックリしつつ安心した。自分の環境に絶望してもっともっとトゲトゲした少年なのかと思っていたので、参太に対して「あんただけにムカついてるわけじゃない」なんて話してくれるなんてすごく素直な子だよなーって。1話で打ち解けてくれるなんて思ったよりも早い展開でした。院内学級の生徒も人数少ないし、参太と子供たちの関わりがメインなんじゃなくて、参太の存在によって病院全体が変わっていく話なのかな。
上川さんは素敵だったし、小林さんはもう絶対的な安心感。香椎さんは、『名探偵の掟』で印象がよくなったのに、またしても鉄仮面な役…とちょっとガッカリしたが、いやいや、最初はツンツンしているのだが、今後徐々に変わっていくんだよね!その時のために今は全力でツンツンしている所なんだよね!と期待しながら待つことにします。